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底辺の職業に関して

元記事

togetter.com

 

いち電気工事の業務に従事している人間から

この記事(現在は削除済み)が掲載された際に掲載元の「就活の教科書」というサイトの運営元へ憤りを感じるところではあったが冷静に考えてみればたかだか学生ライターが粗製乱造している記事に感情を抱くこと自体が非常にナンセンスと感じる。

 

そもそも記事の作成者や運営元がなぜこの記事の原案をみて、掲載することを許可したのかを考えなければならない。

「就活の教科書」というサイトが単純に就職、転職支援サイトへの誘導を目的としたランディングページであることを考えれば現状の仕事に満足していますか?→あなたにも年収アップのチャンスが→転職サイトへというテンプレートともいえる

 

そもそも実際にランキングに列挙されていた職業の経験(アルバイトならあるかもしれないが)の無い、インターネット掲示板の意見を鵜呑みにしたような記事に価値があるとは思えない。

資格がなければ従事できない作業、体力を要するもの等の要素がある時点で底辺とはいいがたい部分が多い。

 

どうでもいい仕事(ブルシットジョブ)が高給をもらって、必要な仕事が給料が低いのは常であり、建設業や介護職、接客業の給料を上げる代わりに人件費が上がった都合でサービス料金が上がるということをどれだけの人が受け入れられるかという観点もあるので単に運営元を叩くというのもまた考えものである。

 

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